[E:sun] 晴れです [E:happy01]
深夜に少しの雨が降っていましたが、明け方には上がっていました[E:confident] キラキラしたいい朝です[E:shine]
昨日は岡山県の津山市から一気に移動してきました[E:rvcar]
↑深夜の峠道はドキドキ&ワクワク×5倍増しでございました[E:smile]
↑そしてもう一息というところでなんと…
∑(゚∇゚|||)
通行止めでございます[E:think]
夜10時から朝5時までの道路拡張工事です[E:coldsweats01] 朝5時に通行しても予定の時間に間に合いそうにない[E:coldsweats02] 聞くと迂回路として林道があるとのこと…林道?と言っても舗装されているそうなのでこの道を行くことにしましょう[E:rvcar]
深夜2時前に目的地へ到着[E:wink] 下見をして段取りを考え準備をしました[E:confident]
林道を無理して来て良かったです[E:sign01] この下見の時間かなり重要ですよ[E:good]
これでどうか上手く行きますように 人( ̄ω ̄;)
では早朝に備えて仮眠しましょう[E:sleepy]
↑あい貴様…起きろ― o(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;
↑起きんか戯け者 ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;
…とは言われずに目覚めましたよ[E:happy01] だって綺麗な朝ですもの ヽ(´▽`)/
そうですここは…
ついに来ましたー[E:up][E:up][E:up][E:fuji]
(* ̄ー ̄*)
いよいよこのヤドカリ放浪「お遍路」編の集大成でございます[E:confident]
↑歯を磨き顔を洗い[E:confident] 準備が出来たところで…通り掛かったお坊さんへ「もしもし」[E:paper] と声を掛けて「かくかくしかじか」と説明し、お坊さんから「どうぞ(Yes)」を頂戴いしました[E:good]
↑こちらは「無量光院」でございます[E:confident]
驚いたのは高野山には数十の寺院が存在しいており、何も知らない私はこちらを探すのに一苦労でした[E:coldsweats01] よかった深夜にたどり着いて[E:smile]
そしてこちら「無量光院」」に来たのは…徳島県の霊山寺にて「高野山」へ行くように教えてくれた女性僧侶さんから、この「無量光院」へ行って朝の「お勤め」をするように勧められたからです[E:confident]
こちらはその女性僧侶さんが古くから「お勤め」していた寺院だそうで、女性僧侶さんの名前を言えば寺院に入れてくれるはず[E:sign01] と教えられたのです[E:confident]
そして今朝ここのお坊さんと思わしき人に説明して、ご一緒させていただくことになりまいした[E:happy01]
「お勤め」画像は無しです[E:camera][E:ng]
こちらに一般人が入れるのは「宿坊」があるからです[E:sign01] 本来は宿坊に泊まって参拝に入ります[E:confident] この日も平日とは言え、企業の偉い方とおもわしき方が10名程度おりました[E:sign02]
本堂に入ります[E:confident] 薄暗い内部はロウソクの灯りが頼りです[E:info01]
先ず灰で手を清めて、しばし待ち時間…[E:confident]
ここで驚いたのは灰を差し出した人の外国語訛り[E:sign02] この人はアジア顔だが日本人ではないと判ります[E:sign01] さらに奥には白人もいました[E:wobbly]
w(゚o゚)w 途中で気づいたのですが白人女性もいました[E:sign02]
私の偏見からくる驚きです [E:smile] *年齢は10代から60代とおもわしき方々
さて朝6時の開始時間になり、お坊さんたちも揃いました[E:sign01] 1人のお坊さんがお経を唱え始め、それに沿って全員が唱え始めます[E:sign03]
その「お勤め」は私から見て仰々しくなく、ただ「粛粛」と手順に則って進んで行きます[E:think]
ただしこの「粛粛」は私が想像した遥か上を行く「ストイック」状態です[E:think] すごい[E:sign03]
途中で参拝者の「焼香」が許されているので、その場で教わる作法に則り「焼香」させていただき、仏様や先祖、魂などと共存する時間を過ごせました[E:confident]
朝の「お勤め」が終わりベテランらしき「僧侶」様から参拝者にお言葉をいただきました[E:sign01]
高野山の紹介の中で「近年ここ高野山にも観光化が訪れていますが、ここは観光の場ではなく信仰の場です」ときっぱり言っていたのが印象的でした[E:think] この意味は「お勤め」の後でないと私には理解できなかったと思います[E:coldsweats01]
次に「弘法大師」様の紹介を聞き、私の中で改めてその存在が大きくなりました[E:confident]
さらに近年は交通事故死亡者が一万人を下回った中で、自ら命を絶つ人が毎年3万を超えるという異常事態を訴えていました[E:think] そして「必ず大師様やご先祖様が皆さま一人一人の隣におります」と我々は孤独ではないのだということを教わりました[E:confident]
私も自ら命を絶とうと考える境地にいたこともありますし、こうして独り旅を続けている状況にある今です[E:think]
ここで四国八十八箇所で目にしていた「同行二人」の意味をやっと理解しました[E:confident]
この他いろいろありがたいお話を聴いて、自然と私の魂から「涙」が溢れてきました[E:weep] 何とも言えない幸福な「涙」でした[E:happy01]
これはきっと私の魂が清められたのでしょう[E:sign02] どっさり汚れていましたから[E:bleah] なんか心が晴々して軽くなりました[E:wink]
想えばこれほどコアな仏の世界に触れられたのは不思議です[E:sign02] 私は観光7割の気持ちで「お遍路」を始めて、なぜかこの高野山にまで来てしまいました[E:sign01]
そしてこの「お勤め」に参拝していなかったなら、その観光心に惑わされていたと思います[E:coldsweats01]
私は導かれたのですね[E:confident]
徳島県霊山寺の女性僧侶様に感謝申し上げます m(__)m おかげでこの旅の「宿を取らない」というポリシーも保てました[E:wink]
*きっと偉い僧侶様なのでしょうね…ちなみに「瀬戸内寂聴」様も徳島県出身者です[E:sign01]
この「お勤め」は約90分間行われました[E:sign01] これを夕方もやっており[E:wobbly] 驚くのは毎日欠かさず「お勤め」するということです[E:sign03] この日の日中は15℃程度の気温で涼しく、高野山の真冬は想像以上の厳しさでしょう[E:wobbly] きっぱり…私には無理ですね[E:coldsweats01]
「無量光院」に敬意をこめて感謝感謝でございます m(_ _)m
↑ではもう少し高野山を知りましょう…ということで「弘法大師」様のいらっしゃる「奥の院」へ[E:run] ものすごいエネルギーのある杉の木がニョキー[E:up] っと沢山あります[E:happy01]
「奥の院」へたどり着くまでには「織田信長」「徳川家康」「石田三成」「明智光秀」などなど教科書に出ている歴史人物のお墓が目立ちます…そして高野山がどれほど平等の地なのかも理解できます[E:confident] すごい[E:sign03] *ちなみに分骨のお墓です。
↑いよいよこの川の向こう側に「弘法大師」様が… [E:happy01] *ここから[E:camera][E:ng] お墓の画像も差し控えます。
「弘法大師」様へ m(_ _)m ここへ導いていただいたことや、無事に遍路できたことなどのお礼を伝えました[E:confident]
ありがとうございました m(_ _)m
↑いよいよこれで最後の「納経所」です[E:sign01]
↑私の「納経帳」へしっかり印されました[E:happy01] これで完了です (^^ゞ
どうやら先ずここへ来て「お遍路」をすることを宣言し[E:sign01] そして最後に無事終えたことを報告しに来るのが本来だそうです[E:coldsweats01]
次回は宣言しに来ますね[E:wink]
↑無料のお茶をいただいて、ちょっと休憩しましょう[E:happy01] この素敵な釜にお茶が入っています[E:japanesetea]
↑お茶を休憩所でいただいていると僧侶様登場[E:sign01] 僧侶様から「ちょっと私の話を聞きませんか?」とお誘いを受けたので聞いてみます[E:happy01]
この僧侶様はすでに徳島県のお寺を継いでおり、修行でお世話になった高野山で度々こうしてお話を振舞っているそうです[E:smile]
この9:30の部は私一人の為にお話をしてくださいました[E:delicious] せっかくなので僧侶や寺院のあれこれを質問し、けっこう裏話まで聞き出せましたが…内緒です[E:bleah]
僧侶の修業は高野山のような自然の中で行うと、とても集中できていいのだそうです[E:sign01] 私もそう感じました[E:confident]
↑四国もすごいパワーで驚きましたが、高野山は総本山にふさわしい大パワーを感じます[E:good] とは言ってもとても魂に優しいパワーです…私の実体が透き通るかのように[E:confident]
↑何が写るやら…覗いてみましょうか[E:sign02]
↑何が見えますか?
人( ̄ω ̄;) 仏が見えますな!
…[E:sweat02]
↑「六時の鐘」[E:sign01]
↑「金剛峯寺」[E:sign03]
↑「高野幹部交番」…こちらにいるのは「お坊さん」ではなく「お巡りさん」ですね[E:bleah]
↓ではそろそろ「お巡りさん」…ではなく「お坊さん」と会いに[E:run]
もう一度「無量光院」なう[E:sign01]
「無量光院」に何かお礼を考えていたら…「精進料理」をいただくことが思い浮かび、朝の「お勤め」後に予約しておきました[E:wink]
「僧侶」様のお話の次はこの部屋が私の独占[E:sign01] 「お坊さん」が手順に沿って「精進料理」を並べてくださいました[E:confident]
↑お膳でいただく不慣れな状況です[E:coldsweats01] でも独りなので気楽にいただきま~す[E:happy01]
*お膳は正座して食べる方が楽ですね[E:smile]
↑お庭の眺めもいただきながらの「うまし[E:delicious]」
きっと一般人向けにアレンジもしていると考えられますが、私は野菜が好きなのでかなり満足できました[E:happy01]
ごちそうさまでした (*^.^*)
↑この「無量光院」だけでなく、この辺りには寺院がこんなにあるんです[E:sign01] さらに各寺院に修行者が数十名いるとすると…学校も消防署などもあるし、しっかりした町ですね[E:sign03]
この高野山という地に驚いたのはパワーだけでなく、この町の規模です[E:sign02] 「弘法大師」が高野山を開創されてもう直ぐ1200年[E:sign01] 海抜約1000mのこの場所に、これほど平らな土地があることに驚きです[E:wobbly] 散策していてもここが山の上だとは思えないほど広い[E:fuji]
↑そして「お坊さん」が普通にウロウロしています[E:smile] 一般人の私には異世界な町に見えるのに、なにか懐かしい気もします…不思議ですね[E:sign02]
不思議と言えば今回最大の不思議は…実は「東北」に行くことを考えて「四国」へ行きました? 四国はすでに概ねの城攻め済みで、前回4月の放浪で除外しておりました[E:smile] あの時なぜか気が進まなかったんですよね~[E:think]
そして「東北」を考えれば「東日本大震災」を思わずにいられません[E:think] もちろん被災地のボランティアという選択肢もあったのですが、私のやりたいことなど頭の中でいくつもの条件が結びついたのが「お遍路」でした[E:sign02] なんか閃いたのです[E:flair]
「お遍路」をして被災された方々のことを「祈る」のは私にもできるかも?この方法が私らしいのではないか?って思ったんです[E:coldsweats01] …今思うとアホですね[E:catface]
更に前回4月の西放浪で実はこの和歌山県も除外していたのです[E:coldsweats01] 高野山の名前は漠然と耳にしていましたが、今ふり返ると無礼なほど何も知りませんでした[E:coldsweats01]
まぁーこの「戯け者」がよくもここまで来たもんだとつくづく思います[E:coldsweats01] アホアホですね[E:catface]
でもその「アホ」のおかげで私の中のパズルのピースがいくつか埋りました[E:happy01] この旅で探していたことの一つをみつけた気がします[E:confident]
ありがとうございました[E:happy01]
自分自身の「アホ」に超特大感謝です 人( ̄ω ̄;)
…[E:sweat01]
やっぱりアホは治らんか…?
ヤレヤレ ┐(´(エ)`)┌クマッタネ~