昨年の話なのですがRECAROに交換しました。RECAROってなに？これは自動車専用の椅子です。なぜわざわざ交換するの？それは腰痛持ちだから…とよくわからないと思いますがわかりやすく言うと見栄です。RECAROはドイツで自動車のシートだけを専門に作っており、レースなどでよく見かけるブランドもので自動車好き男子の勲章でもあります。プロ野球の楽天スタジアムに設置されて選手が座っているのはこのブランドシートですね。私の所有する自動車はお気に入りなのですが、どうしても1時間も座っていられませんでした。単純に座面が固いのと形状が合わないのです。そこで以前もお世話になったシートに交換した次第です。出来るだけ低コストと自分が楽しむことを両立して、取り付けは自分で行いました。
先ずはベースと言われるその車種ごとに生産されている部品を取り付けます。これは自動車により異なり生産されていない車種もあります。私の自動車はシートエアバックがついているので、それを無効化する部品が必要でした。仮付して寸法が合うのでOK。
今度は座面も取り付けて本付します。シートベルトやその他の必要部品もしっかり移植します。私のチョイスはSR-11というモデル、座面が柔らかくコンフォートな作りがGOODです。肩までしっかり支えてくれるし細身の私に合いますが、体格のいい方には窮屈なのではないでしょうか。これで長距離走行に行けそうなので楽しみです…と上手くいったように見えますが実は3週間に及び苦戦しました。それは最後まで取り付けて乗車すると、ハンドルに対して体のセンターが合わないのです。これをベースのメーカーに確認したところ、そのズレは設計上当たり前のことだという説明…納得行くほどの数値ではなく、ざっと私が測ったのは右に30㎜ずれています。ようはハンドルが左30㎜のところにあるということで、その運転感覚は助手席にあるハンドルを操作している感覚です。これ大げさでなく笑えないほど、大人しい私もこれはクレームです。メーカーは特注で作り直して再納品してくれましたが、それでもまだ左にハンドルが来るのです。しかし最後は私の許容範囲としてこれで決着しました。私としてはメーカーが逃げずに最大限の対応をしてくれたのでいいと思っています。何度も付け直すという手間は自分の自動車いじりの経験値とします。くれぐれもこのようなDIYは安全面も含めて自己責任ですよ！
