2012年8月11日(土曜日) くもり[E:cloud]
朝は福島県石川郡平田村からスタートです[E:rvcar]
↑今日の第1ステージへ到着[E:sign01] いきなり3mくらいあるお兄ちゃんに睨まれております[E:sweat01]
↑ここは福島県いわき市「道の駅よつくら港」なう[E:sign01]
なんとこの日が復旧移転オープン[E:sign01] 復活祭の日ということでみなさん大忙しのなかに潜入してしまいました[E:coldsweats01] 知らずに来てしまったので、期待していた食事は準備中でお預け状態[E:sweat02]
ここは2Fにある準備中のレストランです[E:sign01]食券などの新システムにみなさん打合せやら仕込やら混乱しております[E:sweat01] バイトさんもぶっつけ本番だろうし、こりゃ大変だぞ~[E:bearing]
↑壊れた建物内も使って準備しております[E:sign01] だれもが汗だくでがんばっていました[E:smile]
↑地元テレビ局の自動車[E:bus] サイドに「いってみっカー」って書いてあるのがなんとも福島色があっていいですね[E:happy01]
↑左下の2人はTVレポートのリハ中のようです[E:sign02] この他に取材陣やタレントも見かけるので、地元にとってとても大きな意味のある式典だと判りました[E:confident]
ということで早く来すぎた私はぶらぶら[E:run] 時間をつぶしましょうか[E:smile]
↑道の駅よつくら港と言うだけあって、目の前に港があります[E:wave] やはりまだ残骸もあり、ほとんどが立ち入り禁止になっています[E:ng]
↑ここは昨日の6号線を大きく迂回した逆側に来ています[E:sign01] 逆側と言うのは福島原発を挟んだ逆側で、この道を進むと6号線の検問があるということです[E:ng]
腹ごしらえしたら今日も検問へ向かいますけどね[E:bleah]
↑道の駅よつくら港へ戻りまして[E:sign01] 建物の柱にこのようなメッセージ入りのタイルがはめ込まれておりました[E:confident] たくさんの人の願いや想いが柱になっていますね[E:scissors]
↑その柱に自分の知り合いを見つけたのか、ワイワイしながら探す子供達[E:sign02]
↑そろそろ外のブースで食べられそうな物を発見[E:sign02]
でも炭火焼の川魚などまだ焼けていない[E:down]
↑私もうガマンできません[E:smile]
左が焼売揚げ[E:sign01] おにぎりみたいに大きくてヘビーでした[E:delicious]
右の串はイカの軟骨[E:sign01] へー、こういうのあるんだ[E:delicious]
そして・・・ふくしまがんばっぺサイダー[E:delicious] 画像では見えませんが、福島県の町名が全部書かれています[E:confident]
ごちそうさまでした[E:happy01]
↑するといよいよ長蛇の列が[E:sign02] この裏側にも並んでおります[E:smile]
↑先ほどの裏側(6号線側)がセレモニーポイントのようです[E:smile]
お兄さん二人がとても威勢のいい大きな声で餅つきを開始[E:sign01] 気合が入ってカッコいい[E:up][E:up]
↑こちらは太鼓隊[E:sign01] やっぱり太鼓もいいね~[E:note] しかも5人中4人が女性のカッコいい太鼓です[E:sign02]
応援しなくちゃ[E:lovely]
「前を向いて[E:note] 前を向いて[E:note]」って掛け声が印象的でした[E:happy01]
↑さー、いよいよお決まりのテープカット[E:sign01]
政治家さんやいわき姫さま方の出番です[E:smile]
混み過ぎて後ろから「なんにも観えねっぺ」などのブーイングも[E:sweat01]
↑それもそのはず、これほどの人達が一斉にお店へ入り込もうとしています[E:coldsweats02]
この他に表の長蛇の列はさらに増えており・・・いつ入れるのでしょうか???
↑って、逆側からはすんなり入れちゃうんですよね[E:bleah]
ズルいぞ o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
お客様の他に取材者やカメラも入ってごった返しています[E:sign01] でもしっかり買い物する人って逞しいな[E:smile]
お店のスタッフさんは直前まで品出しに追われていましたよ[E:sign01] ご苦労様でした(^^ゞ ってここからがもっと忙しいのか[E:sweat01]
↑外でもたくさんのイベントが行われています[E:happy01]
こちらはバンド演奏[E:note]
↑スペースもスタッフも1番多いのは野球でした[E:baseball]
これは子供たちに教える交流の場なんでしょうね[E:wink] 打ったり投げたり、ミニゲームしたり楽しそう[E:happy01]
私が到着した時は駐車場が空いていたのですが、お昼近い時間には道路脇も港の空きスペースも全て自動車で埋まっており、そのお客さんの多さに驚きました[E:wobbly] 超注目のイベントだったのですね[E:good]
その楽しさに時間を使いすぎましたので離脱[E:rvcar]
↑目的に戻ります(^^ゞ
なぜか通り過ぎたのに気になって引き返して来ました[E:recycle]
高台にあるサッカー場だと思ったのですが・・・
↑サッカーグランドに仮設住宅?
後から気づいたのですが、ここは東電の作業員の宿舎だと思われます[E:think] この他にも仮設住宅が存在し、バス乗り場もありました[E:sign01] おそらくこのバスは作業員を乗せて原発へ移動していると思われます。 原発から一番近い「道の駅なはら」にも多くのバスが駐車していました。
↑昨日の南相馬市同様に手つかずです。
巨大地震が発生して被災して、津波が襲い二次被災して、その直後にこの町から出て行け[E:sign01] ってなったんでしょうか?
↑この赤いのは消防車です。畑内の多くの残骸は伸びた雑草に覆い隠されていました。
↑筍のように地面から突き出したマンホール・・・30cmくらい出ていますか?
↑ここは踏切です。線路が雑草に覆われています。
↑活動を停止してしまった竜田駅です。昨日の小高駅同様に駐輪場などもあの時のままの様子。
とここで昨日もそうなのですが、福島原発に近い距離になると頭が痛く感じるのです。頭痛というより頭が磁場で歪むかのような感覚[E:shock] 精神的な物だと思いますが、お腹の調子もイマイチになります[E:gawk] ・・・とその時[E:sign01] スマフォのナビアプリがフリーズして方向を見失い、地図上には実際にないはずの通行止めをたくさん表記して迂回しろと・・・???
いずれにしてもここには何かありますな[E:catface]
↑竜田駅前も同様に蛻の殻です。まるで人が蒸発してしまったかのような静けさは独特の雰囲気ですが、でも人は住んでいるんです。
↑除染しているのは全身を白い防護服で密閉させてマスクをする人の姿[E:sign01] ニュースで見るあの姿です[E:sign02]
福島県では除染という言葉を普通に耳にします。ローカルラジオ局の放送で除染地区の連絡などがあり「田村市のお墓の除染が完了したので、今年はお墓参りができます」と言っていました。
その他にも外部被曝された方は・・・内部被曝した時には・・・など被曝についても解説しており、福島県内では放射線の勉強会を開催するので・・・などなど原発事故で変化してしまった世界がここに存在していました。
これが私の感じていた違和感であり、ここで普通に暮している人達がいるということなのでしょう。今まで「原発は絶対に事故を起こさない」と生活に溶け込み、いざ原発事故を起こすと「放射線はそんなに危険ではない」と生活に馴染んで行くのでしょうか?
↑この先に検問があります[E:danger] あの車は検問を前に途中で引き返してきました[E:recycle]
私はやはり検問へ突入[E:rvcar] 結局引き返すのですが[E:recycle] ここの検問にいるお巡りさんがなんか若すぎるんですよ? まるで高校生のバイトのようなお巡りさん達でした[E:sign02]
↑これはGoogle地図上に放射線量と距離を表すアプリです[E:sign01] これを見ると検問の場所は福島原発から直線で15km程度[E:sign02] アプリ上の赤い色が濃いほど放射線量も多く、これを見ると南相馬市よりもいわき市の方が放射線量が多いですね。そして赤、オレンジ部分が通行止めで通ることができませんでした。
こんな危険な場所でお巡りさんもご苦労様です。
原発や死の灰について私はよくわかっていませんので、原発反対派の「小出裕章氏」のお話をどうぞ[E:sign01]
福島で電気を作って都会で使い、福島原発が事故を起こして福島が汚れ、今は福島の人が福島原発事故を命がけで修復中・・・日本は綱渡りの危機的状態[E:sign02]
なのに今年の都会での節電ムードの低さや、気持ちの温度差はなんなんだろうか? たった2年と5ヶ月で同じ福島県内でも温度差があり、きっとそれ以上に日本全体に相当な温度差が生じているのではないだろうか?
これは裏を返すとこんな世界的大事故にも、すごい速度でなれて来ているということなのでしょう。
今回福島に来て良かったと思います。ここに来る前は外国人の方が福島原発事故についても、日本に与える事故影響などもよく知っていると思えましたので、これで私も少しは自国のこと理解できたと思います。
死の灰と長い戦いになりますね。
やるべきことはたくさんありますが、自分にできることを探して取り組みたいと思えました[E:happy01]
福島原発事故修復作業員の活躍と、地震などでこれ以上福島原発が傷つかないようにお祈り申し上げます[E:confident]
そして東日本大震災で亡くなられた全ての魂に・・・合掌( 人 )
↑結局今日は一気に地元に帰ってきました[E:happy01] やっぱり被災地めぐりは心が寂しくなってしんどい[E:coldsweats01] なんとも多くのモヤモヤを抱えてしまったので、少しでもリラックスしてスッキリしましょうか[E:smile]
地元の小江戸はつかり温泉[E:spa] ・・・近いのにはじめてきました[E:happy01]
いい温泉ですね[E:wink]
あぁ~やっぱり地元が1番だー[E:scissors]
では[E:paper]